能登町にて雨漏り修理〈瓦の再利用で費用を抑える葺き直し〉 | 岐阜の屋根守り隊

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能登町にて雨漏り修理〈瓦の再利用で費用を抑える葺き直し〉

2026/07/31

お客様のお悩みとご依頼のきっかけ、弊社からのご提案

能登町・築60年程の倉庫にて行った雨漏り修理です!
「雨漏りが酷いから見てほしい」とお問い合わせいただき、現地調査に伺いました。結果、屋根下地が経年劣化と雨漏りでボロボロだったと判明。補強したのちに、ズレのないよう瓦を葺き直ししなければいけない状態でした。
お客様とご相談して、費用を抑えるために瓦は再利用することに。

屋根は、石川県の伝統的な『49判』という瓦が使われていて、葺き方も独特なものでした。
瓦の歪みを見極めながら、水が入らないよう納め直し致しました。
棟は、耐震工法にて施工。軽量な防水材料で、強風や地震にも棟に造り直しました!

工期は4日・費用40万円程の工事です。

能登町にて雨漏り修理〈瓦の再利用で費用を抑える葺き直し〉|施工内容

施工前

施工前、瓦には経年によるがたつきが出ていました。
それに加えて下地が傷んでいたため、防水性がかなり落ち、雨漏りしていたのです。

石川県独特の49判という大きな瓦。
1枚ずつ銅線で緊結する、伝統的な葺き方がされています。

能登地方の瓦は特徴的です。
雪を溶かして落とすために、太陽熱を吸収しやすい、黒くてつるつるした瓦が広く使われています。
しかし今回の瓦屋根は、鮮やかな朱色でまた趣の違う美しさがあります!
葺き直しで再利用し、愛着のわいた姿をそのままに丈夫な屋根に。

施工中

瓦の一時撤去

施工範囲は屋根片面と、もう片面の少しです。
まずは瓦を全て撤去してボロボロになった下地材も処分します!

瓦を撤去すると2枚目のようになります。
弱った桟木(瓦を引っかける下地材)が見えますが、こちらも全撤去。
新しいものに入れ替えます。

下地作り・瓦の葺き直し

土や木材を撤去してできるだけ下地をきれいにしたら、防水シートを敷設します。古いご住宅だと、そもそも「防水シート(ルーフィング)」という製品が無かった時代に建てられたケースもあり、葺き土や杉皮で代用されていることが多いです。

防水シートには、熱や経年劣化に強い改質アスファルトルーフィングを使用しました。

軒瓦とケラバ瓦をまず葺いていきます。
ケラバは、簡単にいうと屋根のハの字の部分。軒・ケラバは特に風圧がかかり、雨も四方八方から吹き付けますので、屋根の種類にかかわらず注意すべき施工部位です。今回、下地の凸凹が大きめでしたので、木材ではなく南蛮漆喰をケラバ瓦の下に詰めました。これにより、しっかり密着して瓦がカタカタ動かないように固定致しました!
縦方向に入っている白い線は『縦桟テープ』といいます。
これがあることで水が流れ落ちていく隙間が確保でき、銅線を通す隙間も生まれます。

・・・古い瓦のため、『ねじれ』が出来ているとでも表現できそうな程、個体差が強く出ていました。これらのねじれを下手に組み合わせると、隙間が開いて水が侵入しやすくなってしまいます。一級かわらぶき技能士の店主の手で、上手く重ね合わせて葺きました。

1枚ずつ桟木に銅線で緊結するため、普段扱う一般的な瓦屋根と比べて苦労しました!笑

棟の施工

棟は軽量化。地震でも崩れにくい仕様にします。

ふつう、瓦屋根の棟には漆喰が使われていますよね。あれが防水を担っているのです。
ただ、今回は一味違って『ハイロール』という換気・防水部材を施工します。
漆喰や葺き土よりも軽量で、メンテナンスも容易です!

まずは強力棟金具(耐震仕様で使われる支持金具)を取り付け。
そこに、このように心木という軸を通します。土台はこれで完成です!

ハイロールの施工です。漆喰ではなくアルミ製のメッシュと柔軟な素材でできており、屋根内の湿気を逃がしながら、雨水やホコリの侵入を防いでくれる優れもの!

漆喰で行う場合と同じように、半月型の形(面戸(めんど))になりました。色は黒です。
屋根面と棟との間の隙間をしっかりと守ってくれます。
強力なブチルテープで留めてあります。

冠瓦(棟に被せる丸い瓦)からはみ出ないよう、気をつけて納めました。
はみ出てしまうと、漆喰の場合もそうなのですが、雨や紫外線が直接当たって劣化が早まるのです!

最後、75mmの防水パッキン付きビスで冠瓦を固定しました。
パッキン付きビスは、抜けづらく防水性にも優れた高性能な留め具です。

黒いハイロールはきりっとした印象になりますね!

▷参考記事:棟瓦の積み直しとは?修理が必要な症状もご紹介

完工

複数人の職人仲間で分担し、4日で完工しました。

下地からしっかりと手を入れさせて頂き、美しく、雨漏りのしない安全な屋根になりました。
「丁寧に仕事してもらえて安心だった」と嬉しいお声をいただくことができました!

▷参考記事:大雨・台風前に雨漏り対策!屋根のチェック事項を確認しよう

担当者のコメント

岐阜の屋根守り隊に雨漏り修理のご依頼を頂き、誠にありがとうございました。

今回は、石川の伝統的な屋根でした。下地から直さないといけない大きめの工事でも、瓦の状態によっては再利用できることもあります。今後のお住まいの予定や、築年数、雨漏りの深刻さ、費用などを考慮し、無駄のない屋根修理をご一緒に進めましょう。

当社は、雨樋の雨樋の修理や瓦の差し替え、害獣対策などの小さな工事から、葺き替え工事まで、下請けに投げない責任を持った自社施工でご対応致します!「屋根のことでちょっと気になることがある」そんな時に、真っ先に思い出していただける地域の屋根屋でありたい。それが私たちの願いです。いつでもお声掛けください。

▷類似の施工実績:岐阜市にて棟瓦の崩れをきっかけに屋根全面葺き替え

▷類似の施工実績:岐阜市にて瓦のめくれによる雨漏り修理・屋根修理〈火災保険を活用した部分葺き直し〉

現場住所 石川県能登町
築年数 60年
施工内容 雨漏り修理(部分葺き直し・棟軽量化)
施工箇所詳細 瓦屋根一部・棟
施工期間 4日
岐阜の屋根修理は岐阜の屋根守り隊へ

屋根の不安、まずは聞かせてください。 一級かわらぶき技能士の私が、直接お答えします。

「まだ工事が必要などうか分からない」「とりあえず状態を見てほしい」という段階でもお気軽にご連絡ください。
屋根修理や雨漏りでお悩みの方の不安を少しでも減らせるよう、誠実に対応いたします。現地調査・見積もりは無料です。

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